動線・住まい・コトモノの整理─大掃除で実家の未来を整える3つのヒント

将来の介護を見据えた大掃除

こんにちは、中野リーガルホームのスタッフです。

年末といえば大掃除。実家に帰省して、ご家族と一緒に片づけをされる方も多いのではないでしょうか。物置の掃除や障子の張り替えなど、毎年のルーティーンもあるかと思いますが、せっかくの機会です。今年は「家の安全性」や「暮らしやすさ」にも目を向けてみませんか?

将来的な住み替えや売却を見据えた“実家の棚卸し”としても、大掃除は絶好のタイミングです。
今回は、そんな視点でチェックしておきたいポイントを3つご紹介します。

✅ 親の生活動線をチェック
親御さんが日常的にどんな動きをしているかを一緒にたどってみましょう。鍵の開け閉めに手間取っていないか、食事の配膳がスムーズか、階段を途中で休憩していないかなど、動線の中に潜む「つまずきの種」が見えてくるかもしれません。段差や滑りやすい床、ぐらつく家具など、転倒リスクのある場所もこのタイミングでチェックしておくと、改善の優先順位が見えてきます。

✅ 将来のリフォーム視点で家を見てみる
「この部屋、もう少し明るくできたら…」「脱衣所が寒すぎない?」「エアコンの位置、ここでいいのかな?」そんな何気ない気づきが、将来のリフォームや住み替えのヒントになることもあります。
リフォームのサイトやインテリア雑誌を一緒に見ながら、親御さんと「これからの暮らし」について話してみるのもおすすめです。家族で共有することで、いざというときの判断もスムーズになります。

✅ 思い出の品や書類の“棚卸し”も
押し入れや納戸に眠っているアルバム、手紙、契約書、古い通帳など。
「これは残しておきたい」「これはそろそろ処分してもいいかも」と、親御さんと一緒に話しながら整理することで、思い出を共有する時間にもなります。特に不動産や相続に関わる書類は、どこにあるかを把握しておくだけでも、いざというときに安心です。

今年の大掃除に、ちょっと新しい視点を加えてみませんか?
実家の“いま”を見直し、“これから”を考える、そうすることで、一層充実した家族時間になります。