新成人の一人暮らし🏠親子で事前に話し合っておきたい10のチェック項目

新成人大学生一人暮らし10チェックリスト

こんにちは、中野リーガルホームのスタッフです。

大学受験シーズンになると、合否とあわせて、地方から東京などへ進学するお子さんの一人暮らしを心配する親御さんも多いのではないでしょうか。2022年4月に成人年齢が18歳へ引き下げられたことで、18歳になれば法律上は一人で部屋探しも契約もできます。未成年者取消権(未成年者が親の同意なく結んだ契約を取り消せる権利)も適用されません。つまり、契約は本人の意思で有効に成立します。

ただし、初めての一人暮らしは「契約できるか」よりも、まず「安心して暮らせるか」を重視したいもの。そこで、親子で事前に共有しておきたい10項目をまとめました。

親子で話し合っておきたい10項目

① 家賃の上限

家賃は「仕送り+アルバイト収入」で考えるのか、「親の収入」で考えるのかで大きく変わります。一般的に、家賃は月収の3分の1以内が目安とされていますが、学生の場合は親の収入を基準に審査されることが多いです。無理のない上限を決めておくと、物件選びがスムーズになります。

② 初期費用の負担

敷金・礼金・仲介手数料・保証会社費用・鍵交換費用・火災保険料など、東京では家賃の4〜6か月分が必要になることもあります。どこまで親が負担するか、本人がどこまで準備するかを明確にしておきましょう。また、家具や家電の購入費用も別途かかるため、トータルの予算を把握しておくことが大切です。

③ 毎月の生活費

家賃以外に、食費・光熱費・通信費・交通費・交際費・雑費がかかります。大学によってはPC購入など初期費用も生じます。仕送りの金額、アルバイトをするかどうか、学業とのバランスを話し合っておきましょう。特に1年生のうちは学業に慣れることを優先し、アルバイトは様子を見てから始めるという選択肢もあります。

④ 契約者と保証人の役割分担

契約者は18歳本人でも問題ありませんが、保証人は親が必要なケースがほとんどです。連帯保証人になる場合、親にも一定の収入や安定した職業が求められます。保証会社を利用する場合は、保証料がかかります。また、緊急連絡先として親族の情報が必要になることも多いため、事前に確認しておきましょう。

⑤ 安全面の優先順位

特に初めての一人暮らしでは安全が最優先です。駅からの距離、夜道の明るさ、周辺の治安、オートロックの有無、2階以上の部屋、モニター付きインターホンなど、親子で安全面の基準を共有しておきましょう。家賃が少し高くても、安全性を重視することは長い目で見れば正しい判断です。

⑥ 通学時間の許容範囲

東京は路線が複雑で、乗り換えが多く、通学が負担になりやすい環境です。「ドア to ドアで何分まで許容できるか」を決めておくと物件選びが楽になります。通学ラッシュの混雑具合や乗り換えの回数も考慮に入れましょう。実際に内見に行く際は、通学ルートも確認しておくと安心です。

⑦ 生活スタイル

自炊するならキッチンの広さ(2口コンロ以上が理想)や収納スペースが重要になります。近くにスーパーがあるかどうかも確認しておきましょう。外食中心なら駅近や商店街の有無、コンビニの距離がポイントになります。どちらの生活スタイルを想定するかで、物件選びの基準が変わってきます。

⑧ インターネット環境

オンライン授業や連絡、レポート提出など、大学生活ではインターネットが必須です。インターネット無料物件や高速回線対応の物件は、通信費の節約にもなり大きなメリットです。別途契約が必要な場合、開通に時間かかることもあるため、早めの手配が必要です。通信費の負担も含めて話し合っておきましょう。

⑨ ルールと責任

18歳は成人なので、契約違反や家賃滞納はすべて本人の責任になることが多いです。退去時の原状回復義務、禁止事項(ペット飼育、楽器演奏、友人の宿泊など)、更新料、契約期間など、契約書の重要ポイントを親子で確認しておきましょう。特に原状回復については、入居時に傷や汚れの写真を撮っておくと、退去時のトラブルを避けられます。

⑩ 帰省の頻度・緊急時の連絡体制

体調不良やトラブル時にどうするか、誰に連絡するかを決めておくと安心です。親が遠方にいる場合は、東京在住の親戚や知人を緊急連絡先にするケースもあります。また、帰省の頻度や交通費についても話し合っておくと、年間の生活費の見通しが立ちやすくなります。


親子でしっかり話し合い、生活のイメージを共有しておくことで、上京後のトラブルを大きく減らせます。家賃や生活費の負担、安全面の優先順位、通学時間、生活スタイルなど、具体的な基準を決めておくと、物件選びもスムーズに進みます。

新生活には不安もつきものですが、それ以上に大きな成長の機会が待っています。親子で準備を整えながら、安心して新しいスタートを迎えられるよう応援しています。