“上を向いて飲もう”はNG?むせにくい薬の飲み方とは

高齢者の誤嚥性肺炎を防ぐ服薬方法

こんにちは、老人ホーム・施設の紹介スタッフのスタッフです。

家族の習慣というのは不思議なもので、気がつけば誰も疑わずに続けていることがあります。わが家では、薬を飲むときは顔を上に向け、水で一気に流し込むのが当たり前でした。ところが、高齢の家族がむせたり、飲み込みにくそうにしている姿を見て、ふと「本当にこれでよいのだろうか」と疑問に思ったのです。

調べてみると、むせや誤嚥を防ぐためには、実は「顔を上げない」ことが大切だと知りました。背筋を伸ばしてやや前かがみになり、あごを軽く引いた姿勢のほうが、気道への流入を防ぎやすいとされています。反対に、顔を上に向けると気道が開きやすくなり、薬や水が誤って入り込み、むせ込みの原因になることがあるそうです。昔から何気なく続けてきた動作が、実は高齢者の体には負担になっている可能性があると気づかされました。

飲み込みが難しい方には、オブラートや服薬補助ゼリーを活用する方法もあります。こうした工夫は、誤嚥性肺炎のリスクを下げることにもつながるといわれています。薬の飲み方ひとつでも、日々の安全を守る手助けになるのだと実感しました。

介護の現場や家族との暮らしの中には、このような「見落としがちな小さな習慣」が数多く潜んでいます。長く一緒に過ごしているからこそ気づける変化もあれば、当たり前だと思い込んでいるからこそ見逃してしまうこともあります。日常のささやかな行動に目を向けてみることで、暮らしをより楽に、より安全にするヒントが見つかるのかもしれません。

清澤司法書士事務所では、介護施設への入居を検討されている方に向けて、希望条件に合う老人ホームをご紹介しています。紹介料無料ですので、気軽にご相談ください。

※本記事の一部は、以下の書籍を参考にしています。
『図解でわかる│家庭内事故死を防ぐ日常生活動作事典』湯浅景元 著/徳間書店

お問い合わせ・無料のご相談はこちら