五月病は「気持ちの問題」だけではない?

こんにちは、清澤司法書士事務所のスタッフです。
大型連休が終わると、どこか気が抜けたような感覚になりませんか?しっかり休んだはずなのに体が重い、朝起きても疲れが抜けず、やる気が出ない…新年度から張りつめていた気持ちが緩む時期でもあり、寒暖差や生活リズムの変化も重なって、心と体のバランスが崩れやすくなる季節です。
いわゆる「五月病」と呼ばれる状態ですが、実は単なる気持ちの問題だけではなく、体の状態が影響している場合も少なくないようです。
中医学では、春は「肝(かん)」が活発になる季節とされています。肝は、気や血の流れを整え、自律神経の働きとも深く関わると考えられています。春先にイライラしやすくなったり、眠りが浅くなったり、胸がつかえるような感覚が出たりするのは、気の巡りが乱れているサインともいわれます。
春は本来、冬にため込んでいたものを外へ向かわせ、体が動き出す季節です。しかし、冬の疲れが残っていたり、気や血が十分に満ちていなかったりすると、「動きたい」という気持ちに体がついていかなくなります。頭では頑張ろうと思っていても、体が重く感じたり、気力が続かなかったりするのです。
こうした状態を「自分が弱いから」「気持ちの問題だから」と考えてしまう方もいますが、季節と体のリズムがうまく噛み合っていないだけなのだと知ると、少し肩の力が抜ける気がします。
私自身も、食生活を少し見直す機会がありました。介護をしている両親の食事づくりのためにブレンダーを購入し、野菜を細かく刻んだり、やわらかいスープやソースを作ったりするようになったのです。噛む力や飲み込む力が弱くなってきた家族でも食べやすいよう工夫しているうちに、自然と自分自身の食事にも意識が向くようになりました。
せっかくなら自分の体調管理にも役立てようと思い、朝は簡単なスムージーを作ることも習慣になりました。豆乳にバナナとアボカド、セロリといったシンプルな組み合わせですが、不思議とエネルギーがみなぎるように感じます。
もちろん口にして、すぐ元気になるというものではありませんが、「ちゃんと食べる」という基本を押さえるだけでも、心身は少しずつ変わっていくのかもしれません。
忙しい毎日の中では、自分の不調に気づいていても後回しにしてしまいがちです。しかし、朝の光を浴びることや、温かい飲み物をゆっくり飲むこと、旬の食材を意識することなど、小さな積み重ねが気の巡りを整える助けになるように思います。
当事務所にも、相続や不動産、介護に関するご相談が日々寄せられていますが、心身が疲れている時ほど「何から始めればよいか分からない」「考えがまとまらない」というお声をよく伺います。大きな決断や手続きほど、実は体力や気力が必要です。
そんな時は、一人で抱え込まず、まず誰かに話してみるだけでも気持ちが整理されることがあります。問題を言葉にすることで、少しずつ次に進む力が戻ってくることも少なくありません。
連休明けは、誰にとっても不調が出やすい時期です。心だけでなく、体の声にも耳を傾けながら、無理をしすぎず日常へ戻っていけますように。相続や不動産、介護のことも、「まだ早いかな」と思う段階から整理しておくことで、気持ちに余裕が生まれる場合があります。気になることがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
