7/21 選挙、行きましたか?

おはようございます。学生たちが夏休みに入り、朝の通勤ラッシュが多少楽になったような気がしますが、皆様の方面はいかがでしょうか。

東京は今日も雨模様。海の日(今年は15日と例年より早かったですが・・・)が過ぎ、さらに例年海の日である20日ごろも過ぎましたが、なかなか天候には恵まれません。先ほどネットのニュースで読みましたが、今日も東西日本とも大気の非常に不安定な状態が続く様で、夜遅くにかけては局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあるとのこと。皆様早目の帰宅を考えた方がよろしいかと思います。

さて、本日の話題ですが、やはり定番の通り「選挙」で行きたいと思います。

日曜日の選挙、行かれましたか? もちろん私は行きました。誰に入れたかはもちろん秘密です。

今回の選挙はご存じの通り参議院選挙。参議院議員は6年任期で3年ごとに半数が改選されるます。今回半数の改選があり、124議席を争い各党が戦いました。選挙の争点はいくつかありましたが、一番はやはり「憲法改正」ですよね。

憲法改正には、衆参両院ともに3分の2以上の賛成があって初めて改正のための国民投票を実施することができます。で、国民の投票の結果投票者の半数が改正に賛成した場合初めて改正されます。なかなか長い道のりです。

ちなみに、我が国の憲法改正手続きは、憲法の改正を難しくする方向で作られている様で、戦後に憲法を作った方々が、どちらかといえば「変えてほしくない」との思いが入っているようです。そのため、戦後今まで現行憲法は改正されたことはありません。しかし、国によっても憲法への考え方は違うようで、ドイツなどは憲法の改正はたびたび行われているとのこと。(詳しいことは知りませんが、興味のある方は調べてみてください。)同じ第二次世界大戦の敗戦国でも、こと憲法に関しては違った歩みをたどっているようです。

さて、今回の参議院選挙に話を戻すと、与党(自民党+公明党)は憲法改正に必要な改選前の議席と合わせて3分の2(164議席)を目指しましたが夢破れ。さらに憲法改正に前向きな日本維新の会や無所属の方を含めても届かない・・・という結果になりました。自民党自身、改選前の議席を9議席減らしており、憲法改正(争点はこれだけでもありませんが・・・)は、国民に信任されていないといったところでしょうか。なかなか3分の2はハードルが高いですね。

これで、いったん憲法改正については、議論が下火になるかと思ったらさにあらず。自民党(安倍首相)は野党の切り崩しを考えている様で、まだまだこの議論は続くとのこと。どこかで「憲法では飯が食えない」何ていう人がいるかもしれませんが、子供たち次の世代に何を託すのかは重要なことだと思いますので、今後も自分ごととしてしっかり考えていきたいと思います。