睡眠 ~寝苦しい夏に向けて~

今週になり今までの涼しい日中が嘘のように、夏日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。日中の気温が上がると同時に夜間も気温が落ちず、毎晩汗だくでお休みになっているのではないでしょうか。我が家も、まだクーラーをかけて寝るほどではありませんが、子供たちには早速My扇風機を要求され、昨日納戸より出して組み立て作業をさせられました。皆様のご家庭はいかがですか。

さて、本日のお題はこの「扇風機」・・・ではなく「睡眠」にしたいと思います。

皆さん、毎晩何時間ほど寝てますか。一般的には6時間。現役の社会人や奥様だと平日は5時間、4時間という方も多いかと思います。中には「自分は寝貯めができる」と豪語する方もいらっしゃいますが、人間の体は「寝貯め」はできないそうです。週末にたっぷり寝て健康で健やかに過ごしている方は、「寝貯め」をしているわけではなく、平日の睡眠不足(睡眠負債といいます)を解消しているに過ぎないとのことです。

私も若いころは夜中の2時頃に寝て5時ごろに起きる、超ショートスリープをして、自分は「ショートスリーパー」だと思い込んでいましたが、おそらく実際には睡眠不足で過ごしていたのだと思います。今は、毎日日付が変わる前に床に就き、可能な限り6時間以上は寝るように心がけています。毎晩しっかり睡眠をとることにより最近は体調も良いような気がします。

最近睡眠については、書籍等でもいろいろと取り上げられていますので、関心のある方は勉強されているかと思いますが、自分が今気を付けていることについて書いておきます。

①12時前できれば11時には寝る。夜の11時から2時は男性ホルモン(だったはず)の活動が活発になり、細かいことは忘れましたが、その影響で痩せる(太らない)効果があるどうです。睡眠不足は肥満の原因でもあるそうです。

②入眠時に深く眠る為にも寝る前のコーヒー、スマホ/PC(ブルーライトが脳を活性化してしまう)などは避けた方が良いそうです。また、寝る前の運動も×。最近は24時間営業のジムなどもありますが、人間は本来夜行性ではありません。文明が発達したおかげで夜も安心して生活できるようになりましたが、本来は「日が暮れたら寝る」が生物として正しい行動です。

③体に合った寝具を使う。マットもそうですが、私は枕に気を使っています。昔は高い枕が好きだったのですが、今は低くしています。好きと体に合っているは違うようです。最初はなれませんでしたが、昔は寝ても肩こりが取れなかったのが、最近では首や肩の痛み、さらに腰痛が軽減され、ほとんど痛まなくなっています。やはり長時間同じ姿勢(横になる)ことを考えると、「体に合っている」ことは大切なことだと思います。

年々熟睡できなくなり、疲労回復が遅くなるのを「年のせい」と考えていましたが、一概に年齢だけが原因では無い場合もあるのではないでしょうか。年を取るほどに生活のいろいろなことがおざなりになり、つい睡眠も軽く考えてしまう。そのようなことが無いように、自分の睡眠も健康のために一度改善することを考えてみるのも良いかもしれません。