事務所員の独り言〜司法書士の業務とは〜

おはようございます。

今日は抜けるような青空で、春を通り越して初夏の陽気となっております。 寒暖の差が激しいと、毎日の出勤時の服装にも迷います。「そろそろ夏物を準備しないといけないかな?」と思っております。

小生ですが、この事務所に3月より勤めようやく1カ月超となりました新人です。まだ1カ月ですが、その間に「事務所の引っ越し」という一大イベントがあり、充実した日々を送っております。

本日は、司法書士の仕事について少々書いてみたいと思います。

皆様は「司法書士」という仕事をどこまでご存知でしょうか。正直ほとんどの方は知らないと思いますが、いかがでしょうか。「~士」とつく仕事を一般に士業(”シギョウ”と読んだり”サムライギョウ”と読んだりします。)同じ士業のメジャーどころでは「弁護士」「会計士」「税理士」などがありますが、その他にも「宅建士(宅地建物取引士」「社労士」「行政書士」などの資格があり、それぞれの専業(その資格が無いとできない仕事)を持ち、いろいろな場面で皆様の生活を支えている仕事です。

さて、「司法書士」のお仕事ですが、一般的な説明としては、「他人の依頼を受けて、本人を代理して、裁判所や検察庁、法務局に提出する書類を作成する仕事や、登記手続を行う仕事」です。「土地・建物の売買」(マンションを買ったり・・・)したことのある方なら、不動産屋さんでの契約時に、突然まったく知らない人が現れ、権利の移転等について説明したことを覚えていられるかもしれませんが、それが司法書士です。

一般の方との接点となると、不動産の売買等による名義変更の時が多いですが、その他にも相続による権利移転の登記や起業(会社を作る)時の登記手続きを行いますし、遺言書の作成、遺産承継(不動産以外の預金等を含めて対応します。)や最近注目されている家族信託などに関しても扱っておりますので、もっとメジャーになって皆様に知られる職業なれば良いのにと思っております。