久しぶりに実家へ帰ったら、ちょっとだけ確認しておきたいこと


こんにちは。清澤司法書士事務所のスタッフです。

お盆休みも終わりましたが、この夏、久しぶりに実家へ帰省された方も多いのではないでしょうか。

久しぶりに帰る実家というのは不思議なもので、昔と変わらないように見えて、「あれ、こんなところに段差があったかな」「庭ってこんなに広かったっけ?」など、住んでいた頃には気づかなかったことが目につくことがあります。

特に、ご両親だけで暮らしている実家では、帰省したときに少しだけ「家の様子」を見ておくのがおすすめです。

家の中に「ちょっとした変化」はありませんか?

まず見ておきたいのが、家の中の変化です。

  • 以前より物が増えている
  • 郵便物や書類がたまっている
  • 使っていない部屋が物置になっている
  • 電球が切れたままになっている
  • 庭の手入れができなくなっている

一つひとつは大したことではありませんが、以前はきちんとできていたことが少しずつ難しくなっている場合には、ご両親の生活環境を考えるきっかけになることがあります。

また、夏はエアコンや給湯器など住宅設備の不調にも気づきやすい時期です。高齢になると、「壊れているけれど修理を頼むのが面倒」と、そのままにしてしまうこともあります。

「この家、将来どうする?」を話すきっかけにも

実家について意外と家族で話していないのが、「親が住まなくなった後、この家をどうするのか」ということです。

売却するのか、誰かが住むのか、賃貸にするのか。それとも、しばらくそのまま残しておくのか。

もちろん、元気なうちから「相続したらこの家どうする?」と切り出すのは、少し話しづらいものです。

そこで、帰省したときに「この庭の手入れ、これから大変じゃない?」「この家もずいぶん長く住んでるよね」といった日常会話から始めてみるのも一つの方法です。

そこから、「ずっとここに住みたい」「いずれはマンションに移りたい」「この家は売ってもいいと思っている」など、これまで知らなかったご両親の考えが聞けるかもしれません。

大事なのは、元気なうちに話しておくこと

私たちは仕事柄、相続や不動産についてご相談を受ける機会が多くあります。

その中で感じるのは、いざ相続が発生してから初めて、「実家をどうする?」「土地の名義は誰?」「親はどうしたかったんだろう?」と家族で話し合うケースがとても多いということです。

相続の話というと、どうしても「まだ早い」「縁起でもない」と思ってしまいます。

でも、何も決める必要はありません。

「この家はどうしたい?」と聞いておくだけでも十分です。

夏休みに久しぶりに実家へ帰って、「親も少し年を取ったな」「家も古くなってきたな」と感じた方は、次に帰ったとき、ほんの少しだけ家の将来について話してみてはいかがでしょうか。

清澤司法書士事務所では、相続登記や遺言などの相続手続きだけでなく、相続した不動産の売却や、高齢者施設への住み替えに関するご相談にも対応しています。「まだ具体的には何も決まっていない」という段階でも、お気軽にご相談ください。